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看護師が奨学金を返済できないときの裏ワザ


看護師の皆さんこんにちわ。
NPOナース学術機構の山川です。

先日は設立10周年記念の納会を行いました。
カルフォルニア医大の上村教授、JOP製薬の宇佐美専務、国際看護師の村瀬チーフなど、多くの著名人にもご参加いただきました。

さて。
当日話題になったのは「看護師の奨学金」についてです。
返済に苦しみ滞納する方も多いと、最近メディアでも取り上げられています。

講演でお話しいただいた村瀬チーフは、現在NGOで活躍されています。
しかし6年前までは200万円を超える多額の返済に苦しんでいたそうです。

そこで今回は、村瀬チーフの「奨学金の返済術」をご紹介したいと思います。


村瀬チーフの返済例

村瀬チーフは看護学生時代に奨学金を借りていたそうです。


その総額230万円。

毎月の返済は4万円。
返済期間は6年です。

借入先は日本学生支援機構です。
利息は少ない方ですが、それでも返済は大変でした。

一人暮らしをしつつ、毎月4万円の返済。
短期的であればまだしも、これが6年も続くのは大きな負担です。

学生の頃は「働きだせば200万円くらい何とかなる」と思っていたそうです。
でも実際に働きだしてみると、その200万円が大きくのしかかってきました。

利息を減らすために返済期間を短くしたくても毎月ギリギリの生活。

「奨学金を借りるんじゃなかった…」

という後悔もあったそうです。


とある転機

そんなある日。

「奨学金を肩代わりしてくれる病院がある」

という話を先輩から聞いたそうです。

「看護師を確保したい病院が、転職者の奨学金を肩代わりしている」とのこと。



しかし!
公式にそういった支援を表明している病院はありません。
あくまでも面接時の交渉次第とのことでした。

もちろん肩代わりしてくれる病院は数少なく、転職エージェントを間に挟んで探してもらうのが一般的です。

村瀬チーフは早速、転職エージェントに登録したそうです。
ほどなくして2つほど候補の病院が見つかります。

そのうちの1つは、

「残金130万円を全額肩代わりする」
「ただし2年3ヵ月以上勤務すること」

という好条件でした。

こうして村瀬チーフは転職を決意したのです。
そして転職後、すぐに奨学金の返済から解放されることになります。

もちろん2年間は転職できません。
しかしそうした制約があっても「借金からの解放」は、日々の生活を大きく変えてくれたそうです。


奨学金の功罪

奨学金は今の日本になくてはならない制度です。



奨学金があったからこそ看護師に慣れた方も多いでしょう。
村瀬チーフもその一人です。

一般のローンと比べて、利息は低めであり、審査も緩めです。

万が一返済できない時でも、過剰な取り立てはありません。
リストラ、闘病、進学時などは、返済の先延ばしもできます。

しかしその一方、奨学金に苦しみ、人生を狂わされる人が多いのもまた事実です。

自己破産する方も多いと聞きます。
しかしその後の人生に致命的なデメリットが生じています。
ローンが組めなくなりますし、クレジットカードも作れず、転職時にも影響があると言われています。

またお礼奉公で病院に縛られ、苦しくても逃げられない方達も大勢います。
返済に追われ、「若さ」という貴重な時間を失う方もいるでしょう。

「私もそんな一人でした」

でも村瀬チーフは運よく、奨学金を肩代わりしてくれる病院に救われました。


ちょっとした行動力が人生を変えるのかもしれません。


これから奨学金を借りる学生さんへ(村瀬チーフから)



奨学金は「借金」です。
しかも200万円、300万円という大金です。

正社員であればギリギリ返済できる金額ですが、アルバイトや無職期間があると、途端に返済できなくなります。
奨学金に縛られると、自分の進路が大きく制限されます。

本当に借りる必要があるのかを、もう一度検討してみてください。

どうしても借りるときは金利に注意をしましょう。
奨学金は基本的に低金利ですが、それでも1%の違いが何十万円という大きな違いになってきます。

できれば無利息の奨学金を選びたいところです。
もちろん条件は厳しくなりますが、そのメリットは大きいです。

またお礼奉公の奨学金も要注意です。
「自分に合わない病院を辞められない」というのは、想像以上に厳しいものです。

もちろん返済不要のメリットは大きいです。
だからこそ「お礼奉公中は転職できない」のを悪用し、無理な勤務を押し付け、看護師を使い捨てにする病院は残念ながら存在します。

奨学金で人生が狂うのは本当にもったいない。
どうかあなたの人生を大切にしてください。


奨学金の返済に悩む方へ(村瀬チーフから)


奨学金は、将来の足かせです。
お金に縛られて、身動きできなくなることもあるでしょう。

そんな方は、私の返済例を参考にしてみてください。

私が利用した転職エージェントは「看護roo!!」という人材紹介会社です。

「看護roo!」の詳細はコチラを見てください
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私は奨学金を返済できただけではなく、給料も大幅にアップし、実質月10万円以上の余剰になりました。
その蓄えがあったからこそ、その後の進学やNGOへの参加という夢が叶ったのです。

「自分は無理だ」と決めつけず、まずは何か手がないかを考えてみましょう。
必ず解決策は見つかります。


by 村瀬